ベアハグはこれまで、独自のテクニックをたくさん編み出してきました。その中には、プロだからこそ実践できるテクニックもあれば、皆さんがご自宅で気軽にできるテクニックも。今回は、季節の変わり目に発症しやすいぎっくり腰の予防法をご紹介します。
《そもそもぎっくり腰って何?》
一般的には、立ち上がろうとしたときや重い荷物を持ち上げたときに発症するイメージでしょうか。実際、ぎっくり腰の原因は特定しづらいとされています。ぎっくり腰の正式名称は、急性腰痛症。筋肉や関節の疲労、筋肉の過緊張や炎症反応などが原因となって痛みが発症すると言われており、睡眠不足やストレス、運動不足などの影響も考えられています。
・季節の変わり目に発症しやすい
季節に応じて骨盤は変化すると言われており、特に春先は骨盤が緩みやすい季節とされています。なぜなら、寒暖差の激しい時期は自律神経や内分泌系(ホルモン)のバランスが崩れやすく、環境の変化に身体がついていきにくいから。花粉症の方は、くしゃみを繰り返すことも発症を引き起こす一因になります。
《具体的な予防法》
脚を開いてつま先を外側に向けます。
つま先と膝の向きと揃え、椅子に座るようなイメージで腰を落とします。
手を腿の内側に軽く添えます。
右の肩を体の内側に寄せるイメージで、右手で右側の内腿を外に向けてゆっくり押します。
このとき、呼吸を止めないよう息を吐きながらゆっくり押すことがポイントです。
左も同様に行います。(左右5セットぐらいが目安です)
最初は椅子に腰かけた状態でやってみてもいいかもしれません。開脚もまずは無理のない幅からスタートしてください。ストレッチは痛みがなく、心地よさを感じるくらいの強度で。
《ぎっくり腰になったときの対処法》
痛めた直後は、骨盤が炎症を起こしている可能性があります。まずは炎症部分を冷やすなどの応急処置をしてください。炎症が治まったら、次は筋肉をほぐすために炎症部分を温めましょう。対処の判断が難しい場合は、ベアハグのどの店舗でも構いませんので、お電話にてお気軽にご相談ください。
人生100年を健やかに暮らすためには、疾病の予防も大切。私たちは“持続可能性の探求者”として、治療法はもちろん、予防法の開発にも力を入れています。ライフケアという側面から社会に貢献したい方なら、経験・スキル問わず、エントリーは誰からでも大歓迎。まだまだ謎が深い人間のカラダを、一緒に探求していきましょう。